乗鞍ヒルクライムまで残り19日
乗鞍ヒルクライムに向けて:本番コースを試走、19.4km・獲得標高1188mを1時間8分で登った一日(2026年8月11日)
長野県の乗鞍岳、標高2,716mの畳平までひたすら登り続ける「乗鞍ヒルクライム」。今年は8月30日開催で、今日の時点で残り19日。今日は練習メニューではなく、実際の本番コースそのものを試走した一日。距離・獲得標高ともに本番のコース設定にかなり近く、良い意味で本番のシミュレーションになった。
今日は本番コースの試走
8分40秒・3.0km・獲得標高80mの軽いウォームアップのあと、本命の登り区間に入った。19.4km・獲得標高1188mを1時間8分(68分)でクリア。平均出力274W・NP277Wとほぼ差がなく、VIは1.01という驚くほど安定したペーシングになった。IFも0.92と、1時間以上にわたって閾値近辺を維持し続けた計算になる。区間ごとに見ても、8分28秒・280W前後×2本、96秒×2本、3分59秒、2分45秒、2分15秒、そして最後は12分31秒(平均269W)と、終盤まで大きな失速なく踏み続けられていた。気温は登るにつれて21℃から9℃まで下がっていて、標高が上がっていく本番コースらしい環境の変化も体感できた。ケイデンスは82.6rpmで、登坂の中でも回転を落としすぎずに乗れていたと思う。心拍計のログが今日は取れておらず、デカップリングや心拍ベースの数字は出せないが、パワーだけを見ても近年で一番「本番を意識した」内容の登りになった。下り(19.6km・37分)はほぼ流す形で戻ってきた。
| 項目 | 数値(登坂区間) |
|---|---|
| 距離 | 19.4km |
| 獲得標高 | 1188m |
| 登坂タイム | 1時間8分19秒 |
| 平均出力 / NP | 274W / 277W |
| VI / IF | 1.01 / 0.92 |
| 平均ケイデンス | 82.6rpm |
| 気温 | 21℃→9℃(登るにつれ低下) |
自分なりの分析
まず一番の収穫はVI1.01というペーシングの安定感。ヒルクライムはアタックよりも一定出力を長く維持できるかが勝負なので、1時間強のあいだNPと平均出力がほぼ一致していたのは、本番に向けてかなり良い手応えだと思う。IF0.92は、この長さの登りとしてはほぼ限界に近い強度で、実際のレースペースをかなり忠実に再現できたはず。CTLは90.2、ATLは101.3、TSBは-11.1とマイナス圏ではあるが極端に深いわけではなく、この状態でもしっかり閾値付近を1時間維持できたのは自信になる。心拍データが取れなかったのは惜しいが、パワーの安定度だけでも今の仕上がり具合は十分に確認できた内容だった。
次に向けて
乗鞍まで残り19日。今日の登坂パワー(NP277W・IF0.92)が、そのまま本番の目標ペース設定の目安になりそうだ。心拍計を忘れずに、もう一度同じコースで試走できれば、デカップリングやEFも含めてさらに精度の高いペース戦略が組める。残り3週間弱、ここからは無理に負荷を積み増すよりも、このペーシング感覚を体に覚え込ませつつ、本番に向けてコンディションを整えていきたい。

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